ハワイネコ ブログ

台湾系カナダ人の夫と、2匹の猫とのハワイライフ。 スーパーマーケットが好き!

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少し前のこと。

たま様のお腹が少し張ってるかな?と気になり、かかりつけ医へ連れて行く。

急遽連れて行ったのでいつもの先生がお休みの日で
初めての先生だったのだけれど、とても安心感のある男の獣医さん。
彼のワンコも、たま様と同じ繊維肉腫(ガン)で断脚手術をしたらしい。

手術以来、3ヶ月に1回レントゲンを撮って転移がないか確認していたし、今回もレントゲンを割と最近に撮ったばかりだったので

お腹を触診して、便秘かな〜
人間もお腹張ったりするから、そんな感じかな〜

って先生も私たちもあまり重く考えてなかったのだけれど
裏で超音波検査をして帰ってきた先生はとっても暗い顔をしていた。
先生がちょっと泣きそう。
超音波だけお願いしていたけれど、おまけでレントゲンも撮ってくれたみたい。

どうやらお腹に大きな腫瘍があるということ。
すぐにでもVERC(Veterinary Emergency and Referral Center)に連絡して、専門医に診てもらった方が良いと言われる。
ホスピスケアになるかもしれないと言われて…。
先生が「君たちは飼い主の中でも上位1%に入る良い飼い主で、できることは全部やっていたよ」と言ってくれる。

オアフ島にはガンの専門医(オンコロジスト)が2人しかいなくて、そのうちに1人がVERCにいるのです。
たま様の断脚手術の時にもお世話になったし、その先生のワンコもその先生にお世話になったそうです。


そしてVERCに連絡して、わがまま言って翌日に予約を入れてもらう。
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前回お世話になったオンコロジストの先生は手術などで奥にいたのだけれども
その先生と一緒に働いている先生が私たちの対応をしてくださいました。

その先生が「確かに送られてきたデータにあるレントゲンでは何か見えるけど、そんな悪いことにはなってないと思うわよ」って言ってくれてほっとする。

そして検査は2つ選べて
1つはウルトラサウンド(超音波) 1500ドル。
もう1つは全身麻酔をしてからのCTスキャン3000ドル。

先生のおすすめはCTスキャン。全部詳しく見えるので治療の助けになるそうで。
でも全身麻酔をしたくなかったので(まあ値段にも怯んだけれども)ウルトラサウンドを選択しました。

そして先生が暗い顔で戻ってくる。
裏でウルトラサウンド専門の先生と、専門医の先生2人が診てくれたそうです。

肝臓に大きな腫瘍があること。
お腹全体に癌が広がっていること。膵臓にも癌があって。
とにかくあちこちに黒い影が見えること。
この時点では、もう何もできることはないこと。

断脚手術をするときに全身くまなく検査したし、その後も3ヶ月ごとに検査に連れてきていたし、私たち飼い主ができることは全てやっていたとここでも言ってくれた。

その先生の猫も実は同じお腹の癌で亡くなったそうで。
本当に同じ感じなんだそうだ。先生も説明する時に目が潤んでいたし、先生も辛そうだった。

がん転移というよりは、違うタイプの癌だそうです。

最期の迎え方は2通り考えられるそう。
良い方は「少しずつ食べれなくなっていって2週間〜2か月くらいの命」
悪い方は「すぐにでも肝臓の腫瘍が破裂して倒れる可能性」

とりあえず怠かったり元気がなくなったりはするけれども、痛いとか辛いっていうことはあまりないらしいのが救い。
薬も何も処方されない。
病院にももう連れてこなくて良いと言われる。
本当に、ただ死を待つだけの日々が始まる。

安楽死のことについても聞く。
日本は最後の最後まで延命させるのことが多い気がするけれど
アメリカは動物のQOLを大事にする国で、安楽死が多いのだ。
先生の猫は訪問で家で安楽死をさせてくれるArms of Alohaというサービスを使ったそうです。

私はどちらかというと考え方はアメリカ派で、そりゃ長く一緒にいたいけれども、たま様のQOLを一番大切にしたいと思う。

ちなみに「その日」を決断する時はどういう時なのかというと「たまがたま自身ではなくなったとき」だそうです。
一緒にいれば「その時」が分かるんだそうだ。


病院ではなんだか衝撃的すぎて全く泣けなかったけれど
家に帰ってきて、Spotifyをスピーカーに繋げた瞬間に聴き途中だった藤井風くんの「さよならべいべ」が流れてきて、号泣。

来んと思った 時はすぐに来た
時間てこんな 冷たかったかな
余裕のない 愛の言葉
空気の読めぬ 恋の歌
どうかしそうやこの胸は
なんとかしてや
さよならがあんたに捧ぐ愛の言葉
わしかてずっと一緒におりたかったわ
別れはみんないつか通る道じゃんか
だから涙は見せずに さよならべいべ

これは上京する時に作った曲だそうだけれども、なんか歌詞が刺さりすぎました。

たま様の最期の記録は少しずつ書き溜めていて
亡くなってからアップしようか迷っていたのだけれども、まだ存命の今アップすることにしました。
この日々の気持ちを忘れないように、最期まで愛をもって過ごしていきたいと思います。

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今、床に座ってたま様の隣でブログ書いてます。
触りすぎると嫌がられるので、適度な距離を保ちつつ一緒の時間を過ごしています。


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